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※ ワンダーロボ設計書および関連する自動開発手法について、すべての著作権はワンダフルフライ株式会社に帰属します。

1.12 入力画面作成の豆知識① テーブル設計シートなしで生成してみよう!

ワンダーシートでの表形式画面の豆知識①

本記事では、ワンダーシートで表(グリッド)形式の入力画面を作成する際の豆知識をご紹介します。

✨ 便利な機能

1. 表形式のレイアウトでも自動的にテーブルを作成してくれる

ワンダーシートで画面レイアウトを作成する際、単票形式の場合はテーブル設計シートなしでも、画面上の項目を読み取って自動的にテーブルを作成してくれますが、実は表(グリッド)形式のレイアウトでも同じように自動でテーブルを作成することができます!
1-1. 表(グリッド)形式のレイアウトを作成

Excelまたはデザインモードで生成したい表形式のレイアウトを作成します。 この時、必ずタイトル行に背景色をつけて、タイトル行とその1行下のセルを細い実線で囲んでください。
※表形式のレイアウトを自動で認識させるために、上記の2つは必ず必要になります。

↓↓表形式のフォーマットを準備↓↓

表形式のフォーマットを準備
     
1-2. デザインモードで画面詳細設計を生成
次に画面詳細設計シートを作成して、「グリッド」の設定を記述します。 ここでおすすめなのが設計チェック機能です!
    • ・設計チェック: 作成した各シートをチェックして、不足している部分を指摘する機能
    設計チェック機能を使うと、作成したテーブル設計シートや画面詳細設計シートの添削を行ないます。 また、画面詳細設計シートがない場合は画面レイアウトシートを分析して画面詳細設計シートをイチから作成してくれるので、自分で作成する手間を省くことができます。
    ※ただし、設計チェック機能はあくまで作成の補助機能になります。100%正しいものが作成されるわけではありませんので、設計チェックで自動作成されたシートの内容は必ず確認するようにしてください。

    関連記事:設計チェック機能で生成前チェックをしよう!(要リンク)
       
       
    デザインモードの〔設計チェック〕をクリックすると、画面詳細設計シートが自動で作成されます。 画面詳細設計シートの内容(画面名や「グリッド」のセル番号など)に問題がある場合はこのタイミングで修正してください。問題がなければ通常通り〔生成〕ボタンから生成します。
       
    ↓↓〔設計チェック〕をクリック↓↓設計チェックをクリック ↓↓自動作成された画面詳細設計↓↓自動作成された画面詳細設計 ↓↓問題なければ〔生成〕ボタンをクリック↓↓
       
    1-3. SmartViewで生成されたテーブルを確認

    生成が完了したら、SmartViewから自動作成されたテーブルを確認できます。 自動で作成されたテーブルは、属性や桁数も自動設定されています。変更が必要な場合はここで修正しておきましょう!
    SmartView画面から桁数や属性を変更する場合は下記を参考してください。

    関連記事:テーブルや項目を削除・編集する方法は?

       
    ↓↓生成されたテーブル↓↓ 生成されたテーブル
       
    1-4. 使用モードでの確認

    テーブルの確認が出来たら、使用モードでデータを登録しましょう! テーブル設計シートがなくても、問題なく登録や編集ができます。

    ↓↓使用モードでデータ登録↓↓ 使用モードでデータ登録
       

    2. 表の全項目にテーブル名とフィールド名を入力しなくてもOK

    1のようにテーブルに関する記述が全くない状態でも、自動的にテーブルを作成することは可能ですが、例えば、「テーブル名だけは事前に指定しておきたい!でも表の項目が沢山あって1つ1つ設定するのはとても大変…」といった場合は、下記のように設定するすることで対応できます!
       
    2-1. 表形式の画面レイアウトを準備

    1の時と同じように、表形式の画面レイアウトを準備します。

    ↓↓表形式の画面レイアウト↓↓ 表形式の画面レイアウト
       
    2-2. 1項目目にテーブル情報を記載して生成

    1項目目に通常通りテーブル情報を記載します。
    例:[社内FAQ.No]
    この状態で〔生成〕ボタンで生成をすると、表内の他の項目も、1項目目で指定したテーブル内の項目として認識して生成されます。

    ↓↓1項目にテーブル情報を記載↓↓ 1項目にテーブル情報記載
       
    2-3. SmartViewでテーブルを確認

    SmartView画面から確認すると、テーブル情報を設定していない項目もちゃんと同じテーブルの項目として生成されていることが確認できます。

    ↓↓SmartView画面↓↓ SmartView画面で確認
       
    2-4. 使用モードで確認

    同じように使用モードでデータを登録してみましょう! 他と同じように、ちゃんとデータが登録されることが確認できますね。

    ↓↓使用モード↓↓ 情報の登録
       

    3. 既存のテーブルとマッピングしてもOK

    1、2のように、単純にテーブル設計シートがない状態で生成することもできますが、既にあるテーブルの情報を画面レイアウトとマッピングさせることもできます。
    例えば、「テーブルは元々のものを使いたいけど、画面レイアウトは新しく作り直したい!」といった場合は下記の手順で簡単に設定することができます。※この機能は単票形式でも利用できます!
       
    3-1.表形式のレイアウトを準備

    1、2の時と同じように、表形式の画面レイアウトを準備します。

    ↓↓表形式の画面レイアウト↓↓
       
    3-2.テーブル項目を選択してマッピング
    デザインモードの左上にある〔〕のアイコンをクリックします。そうすると、既存のテーブル一覧が表示されます。 表の項目にカーソルを合わせた後、左側のテーブル一覧からテーブルと項目を選択して、項目名横の〔➡〕をクリックすると、カーソルを合わせた位置にテーブル情報が自動で入力されます!
       
    ↓↓〔〕をクリック↓↓
       
    ↓↓テーブル一覧が表示↓↓
         
      ↓↓表の項目にカーソルを合わせた後、テーブルと項目を選択↓↓
         
      ↓↓項目名の横にある〔➡〕のアイコンをクリック↓↓
         
      ↓↓カーソルを会わせた項目にテーブル情報が入力される↓↓
         
      あとは同じようにマッピングをしていけば、簡単にテーブル情報を設定することができます。 手で入力していくよりも簡単にテーブル情報を設定できますね!
      設定が終われば後は通常通り生成⇒使用モードで確認ができます。
         
      ↓↓〔生成〕ボタンから生成↓↓
         
      ↓↓使用モード↓↓
  • 🔍 まとめ

    以上がテーブル設計シート無しでテーブルを作成する方法でした!
    ワンダーシートでは、テーブル設計シートを作成してもしなくても自動でテーブルを作成することができますし、新しい画面レイアウトに既存のテーブルからテーブル情報を設定するのもとっても簡単です!
    省けるところはどんどん省いて、スピーディーに生成していきましょう!