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GitHub push だけでOK!Xcode Cloud で TestFlight まで自動配信する

🚀 GitHub × Xcode Cloud で TestFlight に自動ビルド・配信する手順

この手順書では、iOS アプリを GitHub 上で管理しているプロジェクトを対象に、Apple 純正の CI/CD サービス「Xcode Cloud」を使って、TestFlight への自動配信を設定する方法を解説します。
「コードを GitHub に push するだけで、最新ビルドが TestFlight に届く」仕組みを一緒に構築しましょう。


🛠 Step 1:GitHub リポジトリを準備

  1. GitHub に iOS プロジェクトを push しておきます(Private / Public どちらでも OK)
  2. 最低限、.xcodeproj または .xcworkspaceInfo.plist、ソースコード一式が含まれていることを確認
  3. main や develop ブランチなど、ビルドトリガーに使うブランチ名を明確にしておきます

🔗 Step 2:GitHub を Apple Developer に連携

  1. Apple Developer Center(https://developer.apple.com/account/)にログイン
  2. [Certificates, Identifiers & Profiles] → [Source Control] → GitHub を選択
  3. 「Connect Account」から GitHub にログインし、リポジトリへのアクセスを許可します

🔐 必要に応じて、特定の Organization や Private Repo に限定して許可することも可能です。


⚙️ Step 3:Xcode Cloud で Workflow を作成

  1. Xcode(バージョン 13.4 以上)を開き、対象のプロジェクトを開きます
  2. 「Product」→「Xcode Cloud」→「Create Workflow」をクリック
  3. 以下の内容を設定:
  • Trigger: main ブランチに push されたら開始
  • Build Action: Archive + Test
  • Distribute: TestFlight(内部/外部テスター)
  • Xcode Version: 任意(例:15.0)

✔️ GitHub と連携済みであれば、Xcode 上で対象リポジトリが自動的に選べます。


📦 Step 4:GitHub に push → 自動ビルド → TestFlight 配信

  1. ローカルでコードを編集し、GitHub の対象ブランチに push
  2. Push をトリガーに、Xcode Cloud 上でビルド・テスト・配信処理が自動実行
  3. 完了後、TestFlight 上に最新のビルドが反映されます

📥 テスターには自動通知され、アプリを最新版へ更新可能になります。


✅ まとめ

ステップ 内容
Step 1 GitHub にプロジェクトを push
Step 2 Apple Developer に GitHub を連携
Step 3 Xcode Cloud で Workflow を作成
Step 4 GitHub に push すれば自動配信!

GitHub と Xcode Cloud を組み合わせれば、面倒な手作業なしで、CI/CD パイプラインを実現できます。TestFlight 配信も自動化することで、テストフロー全体がスムーズになり、開発スピードの向上につながります。