GitHub push だけでOK!Xcode Cloud で TestFlight まで自動配信する
- 2025年05月19日
🚀 GitHub × Xcode Cloud で TestFlight に自動ビルド・配信する手順
この手順書では、iOS アプリを GitHub 上で管理しているプロジェクトを対象に、Apple 純正の CI/CD サービス「Xcode Cloud」を使って、TestFlight への自動配信を設定する方法を解説します。
「コードを GitHub に push するだけで、最新ビルドが TestFlight に届く」仕組みを一緒に構築しましょう。
🛠 Step 1:GitHub リポジトリを準備
- GitHub に iOS プロジェクトを push しておきます(Private / Public どちらでも OK)
- 最低限、
.xcodeproj
または.xcworkspace
、Info.plist
、ソースコード一式が含まれていることを確認 - main や develop ブランチなど、ビルドトリガーに使うブランチ名を明確にしておきます
🔗 Step 2:GitHub を Apple Developer に連携
- Apple Developer Center(https://developer.apple.com/account/)にログイン
- [Certificates, Identifiers & Profiles] → [Source Control] → GitHub を選択
- 「Connect Account」から GitHub にログインし、リポジトリへのアクセスを許可します
🔐 必要に応じて、特定の Organization や Private Repo に限定して許可することも可能です。
⚙️ Step 3:Xcode Cloud で Workflow を作成
- Xcode(バージョン 13.4 以上)を開き、対象のプロジェクトを開きます
- 「Product」→「Xcode Cloud」→「Create Workflow」をクリック
- 以下の内容を設定:
- Trigger: main ブランチに push されたら開始
- Build Action: Archive + Test
- Distribute: TestFlight(内部/外部テスター)
- Xcode Version: 任意(例:15.0)
✔️ GitHub と連携済みであれば、Xcode 上で対象リポジトリが自動的に選べます。
📦 Step 4:GitHub に push → 自動ビルド → TestFlight 配信
- ローカルでコードを編集し、GitHub の対象ブランチに push
- Push をトリガーに、Xcode Cloud 上でビルド・テスト・配信処理が自動実行
- 完了後、TestFlight 上に最新のビルドが反映されます
📥 テスターには自動通知され、アプリを最新版へ更新可能になります。
✅ まとめ
ステップ | 内容 |
---|---|
Step 1 | GitHub にプロジェクトを push |
Step 2 | Apple Developer に GitHub を連携 |
Step 3 | Xcode Cloud で Workflow を作成 |
Step 4 | GitHub に push すれば自動配信! |
GitHub と Xcode Cloud を組み合わせれば、面倒な手作業なしで、CI/CD パイプラインを実現できます。TestFlight 配信も自動化することで、テストフロー全体がスムーズになり、開発スピードの向上につながります。