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SaaSForceバッチサーバーのスケジュール設定

SaaSForceのバッチサーバーはQuartz Schedulerのモジュールを活用しているため、Cron Triggerをそのまま活用できます。

以下の内容はCron Triggerに関する説明と例です。ご参考ください。

「Cron Trigger」とは、ジョブスケジューリングシステムで使用されるトリガーで、指定された間隔でジョブを実行するために「Cron-Expression」を使用します。「Cron-Expression」は、Unixライクな構文を使用した文字列で、6つの必須フィールドで構成されています。フィールドには、’‘などの特殊文字を含めることができ、例えば、曜日フィールドに’‘を使用すると、ジョブは週のどの曜日でも実行されます。

Cron Triggerは、Quartz SchedulerやSpring Frameworkなどのジョブスケジューリングフレームワークと共に使用できます。定期的なタスクの自動化(例えば、レポートやバックアップの送信など)に役立ちます。特定の間隔、特定の日、または特定の期間に実行されるようにカスタマイズすることができます。

Cron Triggerの例をいくつか紹介し、それらの意味を説明します。

  1. “0 0 12 * * ?” : 毎日正午に実行されます。
  2. “0 15 10 ? * *” : 毎日午前10時15分に実行されます。
  3. “0 * 14 * * ?” : 毎日午後2時から2時59分の間、1分ごとに実行されます。
  4. “0 0/5 14 * * ?” : 毎日午後2時から2時55分の間、5分ごとに実行されます。
  5. “0 10,44 14 ? 3 WED” : 毎年3月の水曜日に、14時10分と14時44分に実行されます。
  6. “0 15 10 ? * MON-FRI” : 月曜日から金曜日の午前10時15分に実行されます。
  7. “0 15 10 15 * ?” : 毎月15日の午前10時15分に実行されます。
  8. “0 15 10 L * ?” : 毎月最終日の午前10時15分に実行されます。
  9. “0 15 10 ? * 6L” : 毎月最後の金曜日の午前10時15分に実行されます。
  10. “0 15 10 ? * 6#3” : 毎月第3金曜日の午前10時15分に実行されます。

 

Cron Triggerは、年、月、日、曜日、時間、分の6つのフィールドで構成されています。

上記の例では、特定の日時に実行するように設定されています。

例えば、最終日、特定の曜日、特定の時刻、特定の分、特定の間隔で実行するなど、細かくカスタマイズすることができます。