【ワンダーロボ】関数設計~概要説明~

ワンダーロボ設計書においての関数設計について、本記事では概要説明を行います。

本記事を確認いただき、実際にワンダーロボ設計書に関数設計を行う場合には「【ワンダーロボ】関数設計~」に関連する記事をご参照ください。
また、各関数の設計を行う上でも、本記事の内容を理解した上で設計や開発を進めていただくことを推奨します。

 

目次

1.クライアント側及びサーバー側処理を選択及び各処理の特徴
2.基本設定における注意点
3.クライアント側・サーバー側の関数設定の記述形式
4.関数内で使用できる値の記述方法

 

<<関数設計における基本設定>>

 

1.クライアント側及びサーバー側処理を選択及び各処理の特徴

ワンダーロボ設計書では、各関数処理の記述方法に則り設計することによりその関数をクライアント側やサーバー側とどちらで処理を行うかを選択して設計することが出来ます。下記はワンダーロボ設計書でコード変換する際の特徴となります。

 

≪クライアント側の関数≫

クライアント側の関数は、ブラウザで実行される関数であり、システムが自動的にブラウザで実行されるJavaScriptコードを作成します。JavaScriptは、JQuery、Ajax、HTML5などのサービスをサポートしています。

クライアント側の関数を指定する場合は、キーワードの「処理」を使用してください。

クライアント側の関数では、以下の操作ができます。

1.画面項目の表示、色、入力可否、又は値を設定

2.サーバーアクセス制御

3.画面転送制御

4.サーバーにアクセスする前のデータチェック操作の実行

 

 

≪サーバー側の関数≫

サーバー側の関数は、サーバー上で実行される関数であり、システムが自動的にサーバー側で実行するためのJavaScriptコードを作成します。既存のJavaパッケージを使用する必要がある場合は、最初にサーバーのlib内に既存のJavaクラスを構成し、Javaを通して呼び出すことができます。

サーバー側の関数を指定する場合は、キーワードの「項目処理」を使用します。

 

サーバー側の関数では、以下の操作を実行できます。

1.Ajaxの戻り値によって、画面項目の表示、色、入力可否、値設定、画面転送制御を設定

2.データベースへのアクセス、データの追加、削除、変更、検索をコントロール

3.アップロードサーバーのデータを確認して計算

4.既存のJavaクラスの呼び出し

5.ログインしているユーザーの情報を取得し、そのユーザーが属するグループに従ってアクセス権限を制御

 

 

2.基本設定における注意点

2-1.項目名の優先順位について

関数設計において、項目名はほぼセル位置で表示されますが、セル位置が取得できない場合は別名 > ラベル名 > データベースフィールド名 > セル位置の優先順位で表示します。

Java ソースを出力する場合は、セル位置を使用できないため、関数設計でもセル位置を使用することができません。
  
  

2-2.グリッドテーブルの定義について

グリッドテーブルの定義は、範囲とヘッダーをセル位置で表します。

 

2-3.クライアント側とサーバー側の関数の番号について

クライアント側とサーバー側の関数の番号は処理されません。

クライアント側の関数はブラウザで実行される関数であり、サーバー側の関数はサーバー上で実行される関数となります。

 

2-4.クライアント側とサーバー側の関数の呼び出しについて

関数設計書において、データベースにアクセスする場合は、サーバー側の関数を呼び出します。

一方、データベースにアクセスする必要のない場合は、クライアント側の関数を呼び出すことができます。

このように、設計書の中では、呼び出すべき関数がクライアント側かサーバー側かを明確にしておくことが重要です。

 

 

3.クライアント側・サーバー側の関数設定の記述形式

各関数の設定をする際の基本的な記述形式となります。設計した関数はSaaSForceに取込後に自動コーディングされ、設定した画面や各機能でセットされ、コード内容もSaaSForceのユーザー定義関数管理内で確認することが出来ます。

 

3-1.クライアント側の関数の設置形式

① 「処理」で始まり、「処理終了。」で終わります。(句読点は必須となります)

② 「…次の処理を実行する」という記述と「処理終了。」の数はペアである必要があります。

記述例

「処理」
「TEXT」を編集すると、以下の処理を行う。
1.「A1」に”123″を設定する。
処理終了。

3-2.サーバー側の関数設置形式

① 「項目処理」で始まり、「処理終了。」で終わります。(句読点は必須となります)

② 「…次の処理を実行する」という記述と「処理終了。」の数はペアである必要があります。

記述例

「項目処理」
「TEXT」を編集すると、以下の処理を行う。
1.「A1」に”123″を設定する。
処理終了。

※生成された関数は、デフォルトで関数IDがユニークで自動採番されます。
関数IDを定義することもでき、その場合は「処理」/「項目処理」の記述の後に()内に関数IDを設定します。
例えば、「項目処理」(nyukinn_searchdetail)というように指定することができます。

 

 

4.関数内で使用できる値の記述方法

関数内の変数などの設定する記述方法があります。下記の一覧を参照に値の設定を行ってください。
また、クライアント側サーバー側共通のものと、サーバー側のみ使用可能な値もありますのでご注意ください。

【関数内で使用できる値の記述方法一覧】

使用される値 クライアント側 サーバー側
“” : 固定値
< > : 変数
「」: 画面項目
空白: 特殊値
ログインID
ユーザーID
ログインIDのグループID
ユーザーIDのグループID
スペース