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【ワンダーロボ】エクスポート設定~絞込データを出力設定方法~

本記事では、ワンダーロボ設計書のエクスポート機能での絞込データを出力設定する方法について説明します。

画面項目とエクスポート対象のデータを紐づけて、エクスポートするデータを絞りこむことができます。

※当該出力条件が形式「固定長」・「Excel」・「CSV」の場合のみ使用可能です。

※絞込条件を設定する対象のエクスポートテーブルorビューは、ワンダーロボ設計書で条件設定を行うと自動で対象のダイナミックビューを作成してくれます。その作成されたダイナミックビューがエクスポート対象ビューとなります。

 

エクスポート基本設定については下記をご参照ください。↓
【ワンダーロボ】エクスポート設定~基本設定~

 

 

1.エクスポート機能の基本設計を行います。

2.基本設計記述文の後に、絞込条件設定「テーブルorビュー.フィールド=「画面項目名」(非必須)」を記述します。

(非必須)の記述に対しては、設定は自由です。下部の意味は説明欄で説明します。

カッコの位置に気を付けて記述してください。

 

記述例:

「エクスポート」

D10:エクスポート元テーブル「作業報告書データ」,対象フィールド「*」,エンコード「UTF8」,形式「Excel」,絞込条件設定「作業報告書データ.伝票番号=「作業報告書 NO」(非必須)かつ作業報告書データ.データ識別区分=「データ識別区分」(非必須)」,画面項目内容出力位置設定「A1=作業報告書 NO;B2=データ識別区分」

※「作業報告書 NO」・「データ識別区分」は画面項目です。

 

説明:

①絞込データを出力する書き方:

≪絞り条件設定「作業報告書データ.伝票番号」=「作業報告書NO」(非必須)かつ作業報告書データ.データ識別区分=「データ識別区分」(非必須)」,≫部分

 

「非必須」:画面項目である「作業報告書 NO」・「データ識別区分」の入力値が空欄の場合、全てのデータを出力します。空欄ではない場合、記述条件によって対応したデータを出力します。

比較条件となる『 = 』以外の使用:『等しくない、等しい、より大きい、より小さい、の間、の間以外、含む、含めない、以上、以下、LIKE、NOT LIKE』が使用可能です。

※絞込の比較条件は、下部の一覧を参照ください。

 

【絞り込みデータの比較条件一覧】 網羅する必要あり not の条件も追加 ↓

記述方法 SQL 構文 比較条件
「項目名」が文字列の後ろに“A”を含む。 項目名 LIKE ‘%A’ 後方一致
「項目名」が文字列の前に“B“を含む。 項目名 LIKE ‘B%’ 前方一致
「項目名」が内容”AB”を含む。 項目名 LIKE ‘%AB%’ 部分一致
「項目名」が”文字”。 項目名 = ‘文字’ 完全一致
「項目名」が空白 (項目名 IS NULL OR 項目名 = ”) Null、ブランク判定
「項目名」が 5 以上 項目名 >= ‘5’ 以上
「項目名」が 10 より小さい。 項目名 GAKUSEINO <‘10′ 未満
「項目名」が 1 と 10 の間。 項目名 BETWEEN ‘1’AND ’10’ 範囲
「項目名」が{“A”、“B”}を含む。 項目名 in (‘A’ , ‘B’) 複数(書式エラーなる)固定値は使える

 

※絞込データを出力する際の使える WHERE句の一覧です。