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【ワンダーロボ】帳票設計~関数印刷の絞り込み条件設定~

本記事では、ワンダーロボ設計書の関数印刷機能の絞り込み条件の詳細設定方法を説明します。

本記事の内容は関数印刷機能作成においての補助としての説明となりますので、関数印刷機能自体を開発する際は下記の記事をそれぞれご参照ください。

 

関数印刷設定についての他の記事は下記をご参照ください。↓

◆【ワンダーロボ】帳票設計~関数印刷(縦向きかつ関数印刷設定)~

◆【ワンダーロボ】帳票設計~関数印刷~(縦向きかつ項目処理設定)~

◆【ワンダーロボ】帳票設計~関数印刷(横向きかつ関数印刷設定)~

◆【ワンダーロボ】帳票設計~関数印刷(横向きかつ項目処理設定)~

 

 

【絞込条件の定義方法】

まず絞込条件の定義方法についてです。定義は下記の組み合わせを使用して行います。これらの方法を組み合わせて、より複雑な条件を定義することができます。

 

<項目名>

画面の項目名またはテーブルの項目名を指定します。画面項目値を参照したい場合は、『 画面項目「項目名」を取得 』と記述します。

画面項目を付けない場合は、関数印刷開始前に前処理として『 1.「項目名」を取得 』と記述する必要があります。

 

<変数>

変数を使用する場合は、『 変数<項目名> 』のように記述します。

 

<条件は~>

『 条件は~ 』に続けて記述します。

 

<値>

値として固定値を指定する場合は、そのままSQLに文字列として反映されます。

 

 

【絞り込み条件一覧】

下記は頻出される絞込条件の記述方法を、SQL構文と比較条件で表した一覧となります。一覧を参照して仕様に沿って開発を行ってください。

記述方法 SQL構文 比較条件
「項目名」が文字列の後ろに“A”を含む。 項目名 LIKE ‘%A’ 後方一致
「項目名」が文字列の前に“B“を含む。 項目名 LIKE ‘B%’ 前方一致
「項目名」が内容”AB”を含む。 項目名 LIKE ‘%AB%’ 部分一致
「項目名」が”文字”。 項目名 = ‘文字’ 完全一致
「項目名」が空白 (項目名 IS NULL OR 項目名 = ”) Null、ブランク判定
「項目名」が 5 以上 項目名 >= ‘5’ 以上
「項目名」が 10 より小さい。 項目名 GAKUSEINO <‘10′ 未満
「項目名」が 1 と 10 の間。 項目名 BETWEEN ‘1’AND ’10’ 範囲
「項目名」が{“A”、“B”}を含む。 項目名 in (‘A’ , ‘B’) 複数(書式エラーとなる)
固定値の場合は ok
変数、画面項目はエラー